【クレーン会社の採用支援!】春休みにオリエンテーションを実施する目的とは!?

建機サービスが事業として行っている『新卒採用支援サービス』はクレーン会社の採用の悩みを解決する、全く新しいサービスです!

企業の代わりに高校を訪問し、学生に直接この仕事と会社の魅力を伝え、採用から就職後のフォローまでを、建機サービスが一貫して行っています。

この記事では、新卒採用支援サービスを通して企業への入社が決まった学生と、オリエンテーションでどのようなことを話したのかと、オリエンテーションを実施する重要性についてお伝えしていきます。

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建機サービスが事業として行っている『新卒採用支援サービス』はクレーン会社の採用の悩みを解決する、全く新しいサービスです!

企業の代わりに高校を訪問し、学生に直接この仕事と会社の魅力を伝え、採用から就職後のフォローまでを、建機サービスが一貫して行っています。

この記事では、新卒採用支援サービスを通して企業への入社が決まった学生と、オリエンテーションでどのようなことを話したのかと、オリエンテーションを実施する重要性についてお伝えしていきます。

春休みにオリエンテーションを実施する目的とは

インタビュアー
先日、企業へ入社が決まっている学生と入社前のオリエンテーションをZOOMで実施したと聞きました!オリエンテーションを実施する目的を教えてください!
尾形
先日は、この4月から建機サービスのお客様の会社へ入社する、高校3年生とオリエンテーションを行いました。

尾形
高校3年生は、2月3月はもうほとんど授業がないんですよ。
授業がなくて何をしているかというと、運転免許を取得しに自動車学校へ通ったりだとか、春の卒業式に向けての準備段階なんですよね。

でもこの2ヶ月というものは非常に大事な期間で、昨年の8月9月に企業の面接を受けた生徒さんは、この時期にモチベーションが下がりやすいんですよ。

学校がないから夜更かしをして朝が起きられなくなってしまうなど、生活リズムを崩しやすいですし、「俺は就職することを選んで、この会社で本当に良かったのかな」と考えてしまうのが、2月3月なんです。

自分は就職だけど友達は大学や専門学校でいいなって、進学を選択した友達を羨ましく思ったりもするんです。

ここでくじけてしまうと、就職先の企業へ4月から入ったとしても、モチベーションが続かないということが起きてしまうんですよ。

インタビュアー
それで2月3月はすごく大事な時期だといえるんですね。
尾形
そうなんです。
4月からはその企業先のリズムで動かないといけないので、この大事な時期にオリエンテーションを実施して、心構えや、不安に思っていることなどを、生徒さんとじっくりと話せる機会を作ることが大切なんです。

生徒さんが持っている不安や悩みなどは、早めに消し去ってあげたいと思うので、僕がそのお手伝いをさせてもらっています。

僕も北海道から上京してきて 20年間東京で働いてきてる中、田舎者の僕が都会で何を感じ、どのような登り方をして、困難をどう乗り越えてきたか、ということをアドバイスできればいいなと思い取り組んでいます。

学生の悩みや不安と向き合い、入社後に感じるギャップを減らしてあげたい

インタビュアー
オリエンテーションで学生とは具体的にどんな話をしましたか?
尾形
まずは、生徒さんが不安に思っていることを一つ一つ聞き、それにアドバイスをしたり、入社までに何を準備したらいいですかというような質問に答えました。
インタビュアー
確かに、入社までにどんな準備をしておけばいいのかは、聞かないと分からないことですよね!尾形さんはどんなアドバイスをしましたか?
尾形
僕の一番の経験から答えたのですが、好きなものを一つ決めると基準ができるので、それについて調べたことをレポートしてみようと言いました。
例えば、好きなクレーン車を一つ決めると、「あ、このクレーン車より大きいな」とか、「このクレーン車よりスピードが早いな」というような比較対象ができる。

尾形
そうしたら今の時代は、YouTubeや様々なショート動画を豊富に集めて見て知ることができるので、とにかくその業界を面白おかしくやっているものを検索して、業界の好きなことをレポートしてもらう。

そうすると、僕も知らないことの発見にもなるし、生徒さんと信頼関係を作るための窓口が開けるじゃないですか。

いきなり地方から出てきて、「朝何時に起きなさい」「これしなさい」「これ覚えなさい」と言われるよりは、「いつかこんなクレーンに乗りたいな」というような目標ができれば、なにか辛いことがあっても乗り越えられるのかなと、そういうアドバイスをしました。

インタビュアー
それは面白そうですね!いきなり難しいことを指示されるより、まずは自分の興味を探すところから始めるから、意欲を持って取り組めそうですね!
尾形
あとは、就職先の企業に応募した時は、やっぱりその会社がきらめいているわけですよ。
でも、こういう大変なこともあるんだよということを先に知っておくことができれば、その免疫が多少はできるじゃないですか。

弊社がお付き合いをしているクレーン屋さんは、大きい上場企業のように総務部やトレーニング部署がある方が珍しく、なのでどうしても企業先でついた先輩のやり方でいろいろと教わることが多いです。

先輩との相性もありますが、一般的にはその会社のやり方で教育を行っている会社が多いよ、という現状を伝えるようにしています。

僕はたくさんの会社さんを見てきているので、一般論を聞かせてあげられたら、入社後に感じるギャップを少なくすることができるのではないかと思ってます。

インタビュアー
事前に知ることができたら安心にも繋がりますね。
尾形
なのでオリエンテーションでは、そのようなことを少しでも準備運動として学んでもらえたらいいなと思います。

18歳の頃にいてほしかった大人の存在▷今の自分

インタビュアー
入社前にオリエンテーションがあるのとないのとでは、だいぶ違いますよね。
春休み期間中に大人が関わり続けてくれてるということが、それだけでとても刺激になると思いますし、すごく良いことだなと感じます。
尾形
そうですよね。
18歳がお父さん以外の44歳と話す機会は、まずないじゃないですか。
年に1回程度、正月に親戚のおじさんと会うかもしれませんが…僕が18歳の頃を振り返ってみても、そのような経験はなかったですからね。
インタビュアー
入社する会社の方たちとはこれから人間関係が作られていくと思いますが、 それ以外の社会人をどれだけ知っているかということは、その人の視野の広さに大きく影響するのではないかと思います。
尾形
そうですね。
僕が18歳の頃にそういう大人がいてくれたらよかったなと感じたことを、今僕は提供しているので羨ましく思います(笑)。
インタビュアー
これはすごく羨ましいですよ!
学生は入社後も何かあったときには尾形さんに相談することもできるじゃないですか。
親以外に相談できる大人がいることは、すごく心強いですよね!
尾形
僕も関わった生徒さんに対して熱い気持ちがすごく入っていますし、悩みがあるときは一人で抱え込まずに、僕を頼ってほしいなと思いますね。

お金を稼ぐためだけじゃない!経験から得た”仕事の本質”を伝える

インタビュアー
オリエンテーションを実施して、尾形さんが新たに発見したことや、気づきになったことは何かありますか?
尾形
僕がこの業界に携わってから約15年程経ちますけど、どのようなステップを踏めば今があるのかなということを自分自身で振り返り、それを生徒さんに伝えるということは、まずは自分の人生の復習にもなりました。

そしてその学生に「次はこんなことをやってみたいです」という希望や夢がいつか生まれたときは、話をぜひ聞かせてもらえたらうれしいなという気持ちになりましたよ。

インタビュアー
大きな夢を語れる若者が増えたら日本の未来は明るくなりますよね!
尾形
僕自身20代の頃は、仕事というのはお金を稼ぐだけで会社と家を往復して、1週間が終わったらまた同じ1週間が始まるのか…と思っていました。

「あれ…俺はこの仕事をいつまでやるのかな…」と思ったらゾッとしてすごく不安になったことを今でもよく覚えているのですが、しかし44歳という年齢になり、仕事というのはあくまでも自分がどうなりたいか、その目的地へ向かうための乗り物に過ぎないんだなと思うようになりました。

仕事を利用して、自分はどこに住んで、誰とどんなことをして生きていきたいのか、ということを見つける手段なのです。

毎日の業務でこんなに上手く仕事をする人がいるんだなとか、こんな素敵な大人になりたいなとか、俺もいつかこんな素敵な住環境で生活できたらいいなとか、仕事はそういうことを知っていくためのフィルターにしか過ぎないと今は思っています。

なので、お金を稼ぐだけではなくて、どのような生き方をしたいかを意識しながら毎日いろんな現場へ行って、たくさんの人と話をすると気づけることがいっぱいあるよと、僕の経験を生徒さんには伝えるようにしています。

インタビュアー
会社に入っても、人生の経験から話をしてくれる人は、なかなかいませんよね。

学生が抱いている理想と社会の現状のギャップを埋めることが、最大の役目

インタビュアー
今は事あるごとにハラスメントと言われてしまう時代なので、業務以外のことで先輩や上司も、新卒の新入社員と深く関わっていくことが難しいと思います。
なので、尾形さんの立場から一歩踏み込んだアドバイスをしてあげるということは、学生からするとうれしいことではないでしょうか。
尾形
そう思ってくれるといいですけどね(笑)。
昨年、ハローワークの採用活動に関わりを持たせてもらいましたけど、今は”思想の自由”という言葉がありますよね。

なので、面接で「普段どんな本を読んでいますか?」という質問をしてしまうと、その人の思想を拒否するきっかけになるという理由で、ハラスメントになるらしいのですよ。

他にも出身地や兄弟のこと、親がどんな仕事をしているか、なども聞いてはいけない質問になるのです。

インタビュアー
え!どんな本を読んでいるのかって、聞いてはダメなんですか!?
衝撃的すぎる…!私たちの時代では当たり前に聞かれていた質問ですよね。
尾形
そうですね。
なので企業側も面接だけで学生のことを知ることは、とても難しいわけですよ。

しかし会社の先輩たちは、そういう時代だということの理解が追いついていないことの方が多いのです。

その現状を知らずに入社してからズバズバと先輩に踏み込んでこられたら、若い世代の人たちは「うわーっ」とダメージを受けてしまうんですよね。

なので、そのギャップを埋めることが僕の役目で、「そういう時はこういう風に切り抜けようね」と前向きなアドバイスやフォローをしています。

就職後もライトな関係で学生と関わり続ける

インタビュアー
企業へ入社したあとは、学生たちが尾形さんと関わりを持つ機会はありますか?
尾形
もちろんです!定期的に「最近どう?」みたいな感じで関わっていきたいですね(笑)。

オリエンテーションで話した内容は、入社後は忘れていってしまうものだと思います。

なので、僕はオリエンテーションで話したことを、instagramなどのSNSへ細切れにしてアップしていくから定期的に見てねと言っています。

あまり押し付けがましくやる予定はもちろんないのですが、「最近僕のインスタ見た?」と聞いた時に、「あの動画おもしろかったですよ!」と笑ってくれたりしたらうれしいですし、就職後も気軽に連絡が来るくらいのライトな関係で関わり続けたいと思っています。

インタビュアー
SNSで手軽に繋がりを保てることは良いですね!
素敵なお話をありがとうございました!

クレーン業界を存続させていくためには、若い人材がどうしても必要不可欠です。

人手不足の現代だからこそ、採用に時間と労力をかける重要性はさらに高まっています。

建機サービスは貴社の採用活動を全力でサポートいたしますので、若者が活躍できるクレーン会社を一緒に作っていきましょう!

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