代表メッセージ
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- 尾形英樹
株式会社建機サービス 代表取締役 -
2019年に創業した株式会社建機サービスは今年で5年目を迎えます。
この5年間で日本は、そして世界は大きく動きました。特に新型コロナウイルスの出現は、これまでのビジネスのあり方や生活様式を大きく変え、私たちの価値観は根底から大きくくつがえされました。
そしてコロナ禍が一定の収まりを見せている今もなお、世界は大変革の真っ只中にいます。例えば私たちのいる建機業界では、安価で性能の良い外国製の建機が市場で多く流通していることにより、日本製の建機の売上が低迷しています。さらに近年の円安と世界的な物価高により、外国製の建機を輸入することすら困難な状況にあります。
日本製の新車は高くて買うことができない。輸入も期待できない。そうなってくると、私たちには既存の建機を長く使うという発想にならざるを得ません。
この「既存のものを長く使う」という発想は、今盛んに提唱されている持続可能な社会をつくっていくという時代の価値観に合致しているものです。そして私たち建機サービスの柱となるクレーンメンテナンス事業は、まさに「既存のものを長く使う」を体現していると言っても過言ではないでしょう。
かつて建設業界に勢いがあった時代は、“資源は使い捨て”という考えが主流でしたが、今は、“使えるものはできるだけ長く使う“という考えに世界がシフトしています。
私たちが行っている作動油クリーニングやエアーエレメントの交換などは、持続可能な仕組みづくりの一端を担っていると自負しております。私は建機サービスの活動で、使えるものは長く使うことの重要性を広く伝えていきたいと思っております。
石油が近い将来枯渇すると言われていますが、それ以上に、他国の人口増加と経済成長による物価高騰に向き合わないといけません。
ランチに3,000円が“普通”の国々が、当然、オイルや消耗品も高値(我々にとっては)で仕入れようとしており、我々が入手できなくなる日が近づいています。
その事実に向き合い、今日から行動を起こす会社しか、生き残れません。また、蛇口をひねれば水が出るということも当たり前ではなくなるかもしれません。
戦後に整備されたインフラの老朽化が進み、“ここから先はインフラが無いから入ってはいけません”という地域が出てくるかもしれません。
また、海外資本で山林を購入され、私有地として立ち入り禁止区域が生まれ、これまでの安心安全な生活が脅かされる日が迫っています。幸豊な日本領土で、山で狩猟をして、川で釣りをして、海で漁をして、それらを味わえる満足と自然に入って言動することで得られる健康なカラダと、それらを共感しあえる仲間づくり、環境づくりをする喜びを後世に伝えていくのが目標です。
弊社の理念として『自律自尊』を掲げています。
・自分達のことは自分で行える自律者を増やす(若者の就職支援事業、メンテナンス事業)
・自分達の価値を知って、それを大切に思う共感者を増やす(SNS発信事業)資源を輸入に頼らず、日本にあるものでなんとかする。使えるものは長く使う。そのような仕組みづくりを若い世代と一緒に創っていく必要があります。建設業に従事している人たちがお互いのナレッジやノウハウを共有し、力強い日本の建設業を創っていくこと—それが私の願いです。
- 尾形英樹
会社概要
会社名 | 株式会社建機サービス |
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住所 | 東京都東久留米市南沢1-4-45 |
TEL/FAX | TEL:080-2016-1120 FAX:050-3453-3196 |
代表者 | 尾形 英樹 |
資本金 | 1,000,000円 |
事業内容 | クレーン車のレンタル・販売・買取・メンテナンス |
メールアドレス | info@kenki-service.com |