先輩社員の新たな一面を発見!?高校生の新卒採用で老舗クレーン会社に新しい風が吹いた話。
こんにちは、株式会社建機サービスです!
弊社はクレーン車や重機のメンテナンス、中古車の販売・購入サポートを行う事業のほかに、クレーン会社の採用の悩みを解決する『新卒採用支援サービス』の事業を行なっております。
『新卒採用支援サービス』とは、企業の代わりに高校を訪問し、学生にクレーン業界の魅力を伝え、採用から就職後のフォローまでを弊社が一貫して行うサービスです。
そのサービスを通してこの春一人の学生さんが、神奈川県に拠点を置くクレーン会社の黒川重機株式会社へ無事に入社しました!
この記事では、入社後の彼に会いに黒川重機さんを訪れたときの様子を報告していきます。
ぜひ最後までお読みください。
祝!新卒採用支援サービスで、一人の学生がクレーン会社へ入社しました!
高校3年生の1月〜3月の時期は、授業もなく長い休みに入ってやることがないという学生が多いので、その時期を利用して2月からオリエンテーションを週に1回、計5回ほど実施をしました。
そのオリエンテーションのときの生徒さんです!
新たな地での新生活、いろいろと準備をするのも大変だったのではないでしょうか?
人生の先輩として、自身の経験から伝えるオリエンテーション
それを知らないとただ給料をもらっているだけになってしまって、周りの友達に比べたら給料が高いか安いか、それでしか仕事の価値を判断できなくなってしまうんですよ。実際に僕がそうでしたので…。
なので、クレーンの仕事をすることによってこういう風に社会が良くなっていくんだよとか、この仕事を通してどういうことを学ぶことができるよとか、クレーン業界ではこんな人と出会えるんだよ、というようなことを話しました。
3つ目は、仕事というのはただクレーンを運転して事務所に帰ってきたらおしまいではないよということを伝えるために、経理とは何か、総務は何をしているのか、会社の仕組みについての説明をしました。
入社後の会社訪問。「来年も高卒の子をぜひ採用したい!」と前向きな反応をくれた
また、入社前にオリエンテーションを実施した効果など何かありましたか?
ですが、4月に生徒さんが入社してからその10日目くらいに黒川重機さんを訪問したら、28歳の方が実のお兄さんかのように教育係をしてくれていて、その方が「高校生良いですよ!来年も高卒の子を採用しましょうよ!」と言ってくれたのです。
なぜ良いと思ったのか詳しく聞いてみると、「何にも染まっていないから教えたことを素直にやってくれるし、ひとつひとつの仕事に対して真面目に取り組んでくれる」と言っていました。
教える相手が素直に仕事と向き合ってくれることは、先輩たちにとっては“自分達もしっかりしなきゃ”、“先輩らしいところを見せなきゃ”と気を引き締め直すきっかけにもなったみたいですし、“もっと前向きに人を育てていこう!”と良い方向へ先輩たちの意識が向いているなと感じましたね。
何よりも、高卒の方を採用するメリットを実感してもらえたことは、とても大きいのではないでしょうか。
僕がオリエンテーションで話すことや資料などは、企業の方と毎回共有をしているのですが、経理ご担当の方も「オリエンテーションでここまでやってくれるのならば、来年の春に向けてもぜひ採用をしましょうよ!」と言ってくれましたし、そうして社長を後押ししてくれたので支持していただけているのではないかなと感じています。
また、生徒さんの母校の先生にも、今回はこのような話しをしましたと都度報告をしていたので、「ここまでやってくれて安心できました」というお言葉をかけていただけて、大変よろこびを感じましたよ。
若い世代が定着する会社作りには3〜5年はかかる。まずは第一歩を踏み出すこと
いかに社会で学びながら働ける環境を提供できるかというところに企業側がシフトしていかないと、人は入って来ない時代でありますし、人が来ないとぼやいているだけでは何も始まらないと言って、この事業が生まれました。
さらに言うと、若い人が定着しない会社というのはやはり会社の将来性がなくなると、僕は思っています。
だとすれば、今回の黒川重機さんのように寮を整備したり、壁紙をキレイなものに貼り替えたりした方がもっとよろこんで入社して来てくれるのではないか、こんな家電製品があれば生活に満足でき気持ちよく働いてくれるのではないか、と考えていくことが重要なのではないかと思います。
そういう風に社長の意識がどんどん変わっていくと、学生さんは自分を受け入れてくれているなという安心感が生まれますし、その社長の意識が会社にいる社員さん全体へも広がっていければ、定期的に若い人材を受け入れることができる会社になっていきます。
若い人が働きやすい会社作りには3〜5年の年月は必要になるかと思いますが、黒川重機さんは今回その第一歩を踏み出せたのではないかと思います。
なので、SNSで自社はこういうことをやっていますよと発信し続けないと、若い人からは検索もされないし、実在している会社だと認めてもらえない、そういう時代になってきているなと感じました。
SNSに投稿したコンテンツがどんどん溜まっていくので、いずれ転職を考えた若い方が「そういえば前にSNSで見たあの会社は、今人を募集しているかな〜?」と、いつかのチャンスに繋がります。
SNSで発信をしたくても普段の業務で忙しい会社さんは外注に頼んで代行してもらうやり方もありますし、一週間に一本の投稿でも、写真一枚でもいいんですよ。“今日の現場”とか、“場内から出発する重機”の画像とか、そういうのを発信し続けることが本当に重要な時代なのです。
貴重なお話しをありがとうございました!
いかがでしたでしょうか。
時代の変化とともに、若い世代の方たちの価値観も変化していきます。
我々がその変化に敏感になり適応していかなければ、クレーン業界を存続させていくことも困難になるかと思います。
これからの日本を担っていく若い世代のために、働きやすい環境を一緒に作っていきましょう。
クレーン会社の採用は、ぜひ建機サービスにご相談ください!
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