24時間265日出動OK! 大型レッカー車の「作動油クリーニング」

こんにちは。
株式会社建機サービスは、東京都東久留米市でクレーンを始めとした建機の買い取り販売を中心に事業を展開している会社です。

作動油のクリーニングなどのメンテナンスにも力を入れています。

作動油は、人間のカラダでは「血液」に相当するとても重要な役割を持っています。
機械の健康状態を表すバロメータにもなり、この作動油が汚れた状態を放置してしまうと、機械の動きが悪くなるだけではなく、場合によっては機械の破損に繋がりかねないのです。

今回は、実際に弊社で作動油クリーニングをさせていただいた実績のあるオートアシスト&サトーレッカー株式会社 専務取締役の勝俣さまに取材をし、作動油メンテナンスを実施した感想などをお聞かせいただきました。

オートアシスト&サトーレッカー株式会社さんはレッカーロードサービスをメインに取り組まれている企業で、日々人助けのために稼働している車両を多数保有されています。

こうした車両にとって、作動油メンテナンスがいかに大切であるかをご理解いただけると思いますので、是非お読みください。

【レッカー車の作動油クリーニング】
レッカーロードサービスとは

<オートアシスト&サトーレッカー株式会社 勝俣さんのお話>
私たちオートアシスト&サトーレッカー株式会社は、本社を静岡県御殿場市に構え、レッカーおよびロードサービス業務全般を主軸とし、車の販売・修理なども手掛けています。

私は神奈川県足柄上郡の湘南ベースと呼んでいる拠点に所属しています。
こちらは東名高速道路の大井松田インター近くにあり、山中湖・箱根・湘南といった地域をメインにレッカーロードサービスを行っています。

レッカーロードサービスとは、事故に合ってしまったり故障してしまったりした車両を運搬する業務です。
故障にはバッテリー上がりやタイヤのパンクといったケースも含まれます。

また、脱輪して側溝などに落ちて動けない車両を引き揚げる作業も引き受けます。

基本的にはドライバーが契約している保険会社さんからの連絡を受けて対応することが多いです。

トラックの場合はディーラーさんからの要請や、修理屋さんからの依頼もあったりします。
24時間365日受付窓口をオープンしています。

このため、常に何名かのスタッフが待機しており、要請があればすぐに出動できる体制を整えています。
高速道路の管理会社と協定を結んでいますので、高速道路上の故障車や事故車の緊急排除要請をいただくこともあります。

弊社は一般的な自動車・バイクから大型貨物トラック、バス、トレーラーセットまですべて対応できる車両を保有しています。
大型車両用の作業車両を全部で5台保有していますが、時にはこれがフル稼働となることもあります。

1か月におおよそ600~700件くらいの出動要請があります。
「事故ってそんなに多いの?」と驚かれるかもしれませんが、大きな事故も小さな事故も合わせれば毎日それだけたくさんの事故が発生しているのですが、テレビなどで報道されるものはその中のほんの一部の大きな事故が中心となっています。

【レッカー車の作動油クリーニング】
作動油ってクリーニングできるんだ!

<オートアシスト&サトーレッカー株式会社 勝俣さんのお話>
車体とは別にレッカー装置を頻繁に使うのですが、これはクレーンのようにブームを伸ばして車両を引き上げる装置です。

エンジンオイルとは別の作動油を使って動かしていて、その作動油のクリーニングで建機サービスさんにお世話になりました。
先日は作業車3台分の作動油をクリーニングしてもらいました。
建機サービスさんで作動油をクリーニングしてもらう以前は、減ったら補充の繰り返しでした。

そもそも作動油をクリーニングできることすら知らなかったのです。

依頼する前に実例を見せていただいたことがあるのですが、その時は「作動油ってこんなに汚れているんだ」と驚きました。

クリーニング作業を繰り返すたびに作動油がどんどんきれいになっていくのを見て「さっきの油がなんでここまできれいな色になるのだろう」と思いました。
実際に自分の目でその経過を見ましたから、作動油クリーニングに対しての信用度がぐっと高まりました。

クリーニングをする前は作動油の色がどういうものかさえ理解していませんでした。

実際にお願いしてみて初めて汚れた状態の色ときれいな状態の色の違いを知った、という感じです。
なので、それまではどの程度のサイクルでメンテナンスをするべきということは一切意識していませんでした。

作動油をクリーニングしてもらった後では機械の一連の動作がスムーズになった気がします。
さらに、作業する時の気分も軽くなったような気もしています!

今回作動油のクリーニングをお願いして、改めてオイルのコンディションの重要性に気付かされました。
会社全体の機械メンテナンスに対する意識改革にもなりましたので、お願いして本当に良かったなと思っています。

【レッカー車の作動油クリーニング】
白濁していた作動油

<ここからは弊社代表の尾形が皆さまにお伝えしたい内容です。>

実は、こちらのクリーニング作業は以前に紹介したことがあります。
作動油が水を含有して白濁してしまっていたケースです。

これは特に状態の悪い作動油で、かなりの量の水を含有してしました。
そのためかなり白く濁ったに状態になってしまっていたのです。

一見透明に見える作動油でも水分を含有していることがあるので、相当量の水を含有しないとここまでの白濁にはなりません。

実際のクリーニング作業の結果、幸いにして作動油の状態は劇的に変わりました。

目で見てはっきりわかるくらいの変化で、白濁していた作動油はかなりきれいになりました。

白濁していたということは、機械内部でかなり錆も進行しているということなので、故障してしまう可能性が高いのです。

既に錆びてしまっているものは仕方がないので、それを進行させないようにするためには定期的に作動油をクリーニングする必要があります。

鰻の蒲焼きのタレのように、新しい作動油を繰り返し継ぎ足してもきれいな状態を維持し続けることには限界があります。

作動油交換については取扱説明書に記載があるはずですが、交換やクリーニングといった作動油の状態に危機を感じずにマシンを動かし続けるケースが多いのが実情です。

【レッカー車の作動油クリーニングとオイル交換】
作動油メンテナンスは長期的なコスト削減に!

クレーン車でさえ作動油は2年に1回交換するように言われています。
レッカー車もほぼ同じ構造の機械を搭載しているので、本来ならばレッカー車同様に2年ごとに作動油の交換が必要となるはずなのです。

つまり、車検の度にオイルを入れ替えるということです。
しかしながら日本製の車両が優秀だからなのか、あまり故障することが無いので、作動油のメンテナンスは特に必要ではないと勘違いされてしまっています。

作動油の汚れには様々な原因がありますが、そのまま機械を作動し続けると思わぬ故障に繋がってしまうことがあります。
一般的に特殊車両の修理代はとても高くなりがちです。

定期的に作動油をクリーニングしてあげることで、オイル交換のサイクルや車両・機械の寿命は長くなりますので、結果的にコスト削減と安全性維持に繋がっていく、という訳なのです。

特に、人を助ける役割を担っている車両が現場で油漏れを起こして作業ができない、というような事態は避けなくてはなりません。
レッカー車がレッカーされてしまうなんて冗談にもなりませんよね。

こうしたことから、人の健康診断のように定期的に作動油をクリーニングすることが望ましいと考えています。
1年に1回程度で良いのです。

レッカー作業車のように24時間稼働体制にある車両の場合、日々お客さま都合の対応をしていますから、どうしても定期的なメンテナンスが難しい場合もあります。
だからと言ってメンテナンスをしないでいると、作動油はどんどん劣化してしまいます。

また、汚れを除去することによってパッキンに詰まるゴミが無くなり、油漏れのリスクも減ります。

私たちの使命は、クリーニングの効果があることがわからないくらいに問題なく日常業務を継続していただくことだと考えています。

日常的に“通常作業ができている”という状態が、建機のメンテナンスをする私たちにとっては満足なことです。

そう言った意味で、必要な時、現場にスムーズに出動・対応をしてもらえるように、という思いでレッカー車の作動油クリーニングをしました。

人の健康状態もこれと一緒です。
何かの症状があるのを放ったままでは安心して毎日を過ごすことができません。

症状が現れたら受診をし、必要な治療をするのは当たり前ですよね。
健康診断で血液に異常値が見つかれば正常値に戻るように治療をするはずです。

建機などにおける作動油の役割は人の身体における血液みたいなものなのだ、と考えていただくと良いと思います。

【レッカー車の作動油クリーニング】
レッカーサービスってカッコいい!私たちがお手伝いできること

日本ではまだレッカーサービスの認知度は低く、レッカー=JAFといった感覚で捉えている方が多いみたいです。

ところが、アメリカの子供たちのなりたい職業ランキングでは、1位が消防士、2位がレッカー業だという調査結果を読んだことがあります。

人が困っている現場に駆けつけ、問題を解決して帰っていくという姿がヒーローみたいに見られているのでしょうね。

この業界の仕事を是非、日本の子供たちにももっと知ってもらいたいと考えています。

そのためには、人々を救う方々に日々の業務を安全に行っていただきたいですし、私たちは作動油クリーニングでそのお手伝いをしていきたいと思っています。

「自分の会社で保有している建機の作動油は大丈夫だろうか?」と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
作動油クリーニングは、全国対応いたします。

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